同棲したいカップル必見!失敗しない物件選び

「そろそろ結婚したい」
「ずっと一緒にいたい」
「生活費を抑えたい」
などといった理由から同棲生活をスタートさせるカップルは多いでしょう。

最初の関門は賃貸の物件探しです。
家賃相場のポイントや同棲生活で失敗しない間取り選びをご紹介いたします。

目次

同棲の家賃ってどれぐらいがいいの?

決め方は色々ありますが、家賃9~12万円の間(20代共働き)

2人の手取り額の合計3分の1程度を家賃に充てるのが一般的です!

2人合わせて手取り額が40万円ならば、13.33万円。

【注意点】毎月かかるものは、家賃だけじゃない!
家賃にプラス共益費がかかります!
意外と見落としがちなんです。
なぜかというと、SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトで探すときに「家賃」の上限だけで検索する人、多いんですよ、実は…。
共益費、ちゃんと含めてくださいね!
検索する時に「共益費込み」に✓チェックすることをおすすめします!

「それぐらいの家賃なら許容範囲です!…えええ、共益費そんなに高いの?!」

あるあるの話です。
もちろん物件によって共益費の値段は様々ですが、お安い6~7千円ところもあればエントランスやロビーが豪華で共用部分が整っていて設備が充実していたり、2~3LDKなど㎡数が広い場合は、1.5万円~ほどかかります。

だから、ポータルサイトで探すときは必ず「家賃」だけではなく、「家賃+共益費」で探してくださいね!

何年住む予定かを話し合っておきましょう。

例えば…
子供ができたら家を買うのでとりあえず2年とか。
将来のプランによっては家賃を下げて貯金を多くできるようにする方がいい、とか。
ここまで話し合っておくと家賃、間取りが決めやすいですね!

重要なこと

家賃設定は、2人の手取り収入と何年住む予定かを考慮して設定するのがベスト

ここで重要なのは、手取り収入からこれぐらいの家賃ならばOKと決めた後のことです。
大事なのはどの地域で、どの広さならこれぐらいの家賃になるのかという「相場」を知ることなんですね!
同じ広さ、築年数であっても場所によっては全然家賃が変わってきます!

ですので、「家賃相場」を知っておくことはめちゃくちゃ重要になります。

参考になるサイトはこちらです↓

家賃相場を調べるhttps://www.suumo-onr.jp/

同棲にはどんな間取りがおすすめ?

まずは間取りの表記(R、K、D、L)を知ろう

R = ルーム(部屋)
K = キッチン(台所)
D = ダイニング(食堂)
L = リビング(居間)

カップルが実際に住んでいる間取りは?

弊社において契約されたカップルの間取りを調査(2020年3月~2022年3月)

間取り オススメ ぴったりなカップルは?
1LDK 初めての同棲、コスパよく築浅に住みたい、家賃を抑えたい
1部屋あればよい、広さにこだわりがない
※40㎡以上がおすすめ!(リビング約12帖、寝室約6帖)
子どもが1人できても問題のない広さです!
築年数を古くすれば比較的家賃は安くすむし、貯金もしやすい!
2LDK 在宅ワークが多い、趣味の部屋が欲しい、一人の時間が欲しい

※築浅となるとかなり高額の家賃になるので注意!
喧嘩をしたときの逃げ場としてそれぞれの部屋も欲しいところ
築古でもリノベしているのを視野に入れる等不動産屋さんと相談しましょう
1DK,2DK 半同棲ならアリ(1DK)
基本独り暮らしで週の半分くらいは泊まるような感覚
家賃もLDKに比べると安くなるので、お試し同棲としてはいいかも!
2DKは実質1LDKと同じ使い方になるので、1LDKでいい

 

国土交通省が公表している「住生活基本計画における居住面積水準」によると、二人暮らしに必要な「最低居住面積水準」は30㎡です。
30㎡は少し狭いと感じるので、40㎡以上の1LDKを選べば、子供が一人できても問題ない広さですね。
リビングが13帖ほどあれば同じお部屋にいてもそれほど狭さは感じません。

結婚・出産も踏まえて物件選びをするのがオススメです。

オススメの間取りは

第1位:横長の1LDK(LDK約12帖・寝室約6帖・カウンターキッチン)

カウンターキッチンが人気です。
お料理しながらリビングを見渡せます。
リビング、寝室とも明るさを確保できます。
このタイプはトレンドですね。
リビングと寝室の間が可動式の扉になっているところが多いです。
それも最近はすりガラスの吊り下げ式(扉1枚動かすと残りの扉が一緒に付いてくる)が多いです!
上の間取りのように壁で完全に仕切るのがいいのか、可動式扉(すりガラスか見えないタイプか)がいいのか、これは好みによりますね。

すりガラスの吊り下げ式の可動式扉

第2位:リビングと寝室が離れている1LDK

リビングと寝室が完全に独立しているタイプです。
エアコンはリビングにしかついていないことが多いです。

第3位:キッチンが独立している1LDK

キッチンが独立!リビングとキッチンが扉で仕切られているタイプです。
角部屋の窓があるタイプだと2面採光なので縦長の1LDKでもリビングの暗さは気になりません。

お料理に専念したい方にオススメです。

第4位:真ん中に寝室がある1LDK

第5位:縦長の1LDK

最近、よく見かけるタイプの1LDKです。
新築物件に多いですね。
実はこのタイプ、家賃が安いので少しでも抑えたい場合は検討の余地ありです!
ただし、リビングにモノが置きにくいかもしれませんね。
リビングに太陽の光が入らないなど使いにくさが目立つので工夫が必要となります。
贅沢な独り暮らしならばお家賃も低めなので最適です。

避けた方が良い物件とは?

内容 理由
日当たりが悪い 目の前に大きな建物があったら本来日当たりの良い方角でもダメ×
南向きでも日当たりが悪い所もありますよ!
となりに建物が建っていないか、内見に行く前にGoogleのストリートビューで確認した方がいいですね。
駅が遠い 10分以内がベスト。
だいたい7分ぐらい歩くと「ちょっと遠いな」と感じる人が多いです(弊社統計による)。
信号、坂、エレベーターなど、表示よりも時間がかかるので実際に歩いてみるといいですね。
駅15分以上の物件を選ぶ場合は自転車通勤が許容できるかを検討しましょう。
また、雨の日、台風という日もあります。
共用部が汚い EVやメールボックス周辺がゴミで散らかっていることもあります。
ゴミ置き場の使い方が悪かったり、騒音の注意書きなどがあるとマナーを無視する住人が多くいる可能性があります(エントランスやエレベーターホールの張り紙を見てください!)
またその注意書きもキチンと貼られていればいいのですが、
・雑に貼っている
・重ねてたくさんの張り紙を貼っている
・ずいぶん前の張り紙
は管理会社があまり管理していないかもしれませんね。
結局は、注意事項がある場合は、そういう人が住んでいる可能性があるということを理解してくださいね。
管理人が常駐している物件だと安心ですが、その分家賃や共益費は高くなります。
となりに線路、目の前が大通り、高速道路沿い 音に敏感な人はストレスになるし、洗濯物もほこりなどがつきそう。
ドラム式の乾燥機で洗濯をするならば問題ないのですが、天日干し派の人は避けた方がいいかも。
治安が悪い 駅前や周辺が飲み屋街だと治安が良くないケースが多い。
彼女の帰り道が心配なので避けておくのが無難。

9割の人が見落としがち!

内見で見るべきポイント5つ

あなたは内見する時にどこに注意してみますか?
ざっと部屋だけ見ていませんか?
ちゃんと見ていないと入居後に困ったりするの、いやですよね。
内見で見るべきポイントを押さえておけば、失敗は少なくなります!

そのポイントを5つ紹介します。

項目 内容
寝室の広さ 希望サイズのベッドがどの向きでどの位置に置けるか確認しましょう!
置いた結果、どれくらいスペースが残っているかまでを確認しておくことです!
広さは4.5帖以上の寝室がいいですね。理想は5帖以上。
<4.5帖だとダブルベッドが置けますし、5帖以上あるとクイーンベッドが置けます!>
ベッドはすぐ買い替えるものではないし、睡眠の質は大事なので寝室はちゃんと見ましょう。
キッチンの広さ 意外と見誤ることが多いところです。
冷蔵庫を置いて、電子レンジ、炊飯器、ゴミ箱(燃えるごみなどの分別)がちゃんと置けるか、広さは十分か、工夫できるかを考えてみましょう。
カウンターキッチンの物件だと、背面スペースがあるため、キッチン周りをスッキリ見せることができますね。
カウンターキッチンのお部屋はいい感じに仕上がります。
家具家電の配置 どこに何を置こうか、内見時にイメージすることは大事になります。
今の家からこれを持って、あの棚はここに、というイメージです。
ですので、持っていくものがあればキチンとサイズを測っておくことですね。
自分たちが作りたいお部屋になるかどうか、ただ見るだけではなく、配置イメージを持つことも大事です。
シーリングライト、エアコンの数も必ずチェックしましょう。
1LDKはエアコンは1基しかついていないことが多いですよ!
ネットの設備 インターネット無料物件の場合は必ずこれをチェック!
入居してから回線が遅いことに気づいて使えなかったという事例もあります。
①速度の確認(1Gとか)
②接続方法(ルーターがいるか)
③プロバイダーはどこか(J:COM、NURO光など)

この3つは確認していると安心です。
特に速度。
インターネット無料で喜ぶ方も多いですが、もう一歩踏み込んでというのが大切です。
あと、Wi-Fi無料ならばルーターを買う必要はない!
これを確認しておこうね!
周辺環境 ・駅までの道のり
※駅まで10分と書いてあっても、信号がある、エレベータまちなど10分で行けない場合もあります。
・スーパーがあるか
・人通り(朝昼晩)
・お墓
※気にする人がいます。でも、「供養されている」から全く気にならないという人もいます。
・高速道路、線路が近い
※騒音、排気ガス、鉄粉でベランダが汚れる問題もあるので考慮しましょう。

忘れがち!

項目 内容
アパートかマンションか アパートはマンションに比べて比較的家賃帯が低めになっている場合が多いですね。
都市ガスかプロパンか プロパンは都市ガスより値段が1.5~2倍と高い傾向があります。
(ボンベを運ばないといけないので配送費、人件費)
内見時に壁を「コンコン」 気になるのがです。
内見時に壁をコンコンして、軽い音なら防音性が低いと言われています。
隣人や上の階の方がいる夜の時間帯に内見するのも一つの手段です。
動画を撮る 「収納の扉って手前にひくタイプ?」「コンセントはリビングに何個?」など細かいところは忘れてしまいます。
不動産屋さんは撮り慣れているのでお願いしましょう!
採寸 必ず採寸すべきものがあります!→冷蔵庫、洗濯機 ベッド!
収納の中、食器棚も採寸しておくといいですね
「口コミ」をネット検索 「マンション名 スペース 口コミ」検索すると過去に住んだことのある人のレビューが載っています。
大事なこと】

すべて満たしていないとダメというものではありません。
100点満点の物件はありません。
絶対譲れないポイントを満たして80点ぐらいだなという物件ならマッチした物件になりえます。
80点から加点するように、例えば好きな家具を置く、家電を買う、収納が少なければお洒落な収納棚を買ったりと工夫して点数を上げていきましょう!

同棲までに準備しておくべきこと3つ】これがないと同棲できない!

これがあるとスムーズにお部屋の契約ができて、同棲できます♪

①源泉徴収票
入居審査に必要です。
家賃の支払い能力があるかどうかを見ます。
ない場合は直近の給料明細(3か月分)、内定通知書、確定申告ですね。

②連帯保証人
連帯保証人は家賃が滞納した時に代わりに家賃を支払う義務のある人のことです。
契約者の親族がこれに当たります。

③貯金
最低50万円はほしいですね。
だいたいいくらぐらい必要になるのかは、この記事を参考にしてみてください。

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次