お部屋探しのコツ|まとめ5選

一人暮らしや結婚、転勤や転職など、引っ越しをするきっかけが訪れたとき、

「どのタイミング・どの時期に物件探し・部屋探しをはじめるのかが意外とわからない」
「お得に引っ越せることってあるの?」
「不動産屋さんってどこにすればいいの?」

など、いろんな疑問がわいてきて、どうすればいいかわからない方が多いのではないでしょうか。

人生の中でそうそう出くわすことのない「お部屋探し」。

実はお部屋探しにはコツがあるんです。

今回お部屋探しのコツを宅建士、不動産会社社長のゼロヌコがお教えします。

知って損はないので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

これで不安なくそしてお得にお部屋探しができます!

目次

コツ1 お部屋探しのタイミングを知ろう!

いつお部屋探しをすればいいのか、疑問に思いますよね!

あまりに早いと無駄がでそう、、、
ギリギリになると物件が無くなっちゃいそう、、、

今回はご自身の状況や、どうすればリスクに感じるかなど、物件を探し始めるタイミングについて詳しく解説します。

結論から言いますと、良いタイミングとは?

→1~2か月前

ではなぜ、遅くなってしまうと物件が見つかるかが心配と思ってしまうのでしょうか?

こういうことです。

進学・就職に伴う引っ越しがすごく多くなるハイシーズンの1~3月
転勤や結婚に伴う引っ越しが多くなる9月、10月

この時期に探すとライバルが多すぎて良い物件がすぐになくなってしまうのではないか?
かといって遠方に住んでいたり、仕事が忙しくてなかなか簡単には探しに行けない…

なので、
「できる限りゆっくり探したい 物件見つからなかったら通学、通勤ができなくなるので余裕を持って見つけておきたい」

ということなんです。

ただし実際住むのは3月中旬ぐらい。
今は12月だから早く決めてしまうと何か月も余分な家賃を払うことになってしまいます。

ここで、賃貸物件に住むときの一連の「流れ」を理解しておきましょう。

申込→審査→契約→家賃発生→入居

これでだいたい約2週間かかります。

【申し込んで入居審査】
申込書に記入→これがスタートです。
その申込書を審査するところに送ります。

そこで「どんな人?どんな仕事をする人?家賃払える?」などの審査が始まります。

翌日に審査OKという場合もあればハイシーズンで審査をする人が多ければ2週間ぐらいかかったりしますが、平均して1週間ですね。

【審査OKだと契約の手続きに入る】
ここで入居日を決めるのですが、経験上恐らく2週間先ぐらいが入居日を設定できるMAXの日。
ただ、遅らせることは交渉でできるのですが、1~2か月も長い期間待ってくれることはないですね。
ほとんどのケースは伸びても1週間ぐらい。

ということは、逆算してみると…

3月中旬ぐらいに住みたい!→申込は2月末→探し始めは1月末

約1か月間かけて物件を調べたり、立地を調べたり、相場を調べたり、不動産屋さんを調べたりという期間が必要なので、お部屋探しの良いタイミングは、1~2か月前となります。

ここでこんな疑問がわきませんか?

「みんなだいたいどれぐらいの物件数を見て決めているんだろう」と。

お部屋探しPro

データを紹介いたします。

「平均5件」なんですね。(出典:不動産情報サイト事業者連絡協議会) 

この5件を2日かけて一気に回る人もいれば、毎週数件見てトータル1か月かける人もいます。

ハイシーズンは物件の数も多くなるので、毎日新着物件が入ってきます。

よほど難しい条件でなければ見つけることができます。

ただし、気に入った物件を必ずゲットできるとは限りません。

1~3月のハイシーズンだと、1件目に見に行ったところが気に入ったと思ってもすぐに申し込みが入っている場合もあります。

だったら、早めに動いた方がいい!と思うでしょう。

でも見て気に入る→申込をする→早くから家賃発生がしてなんかもったいないですよね。

ただし、なかには年内契約(12月末まで)すると、礼金がゼロ、1~2か月のフリーレント(家賃がタダ)が付いている、というお得な物件も多くあったりします。

どちらが正しくて、間違っている、ではなく、どちらがリスクを感じるか感じないかで判断をすると失敗と感じることなく進めることができるようになります!

コツ2 いきなり不動産屋さんに飛び込まないで!

やってしまうのが、アポなしで不動産屋さんに飛び込む行為です。

まったくダメではないのですが、いきなり不動産屋さんに飛び込むことによるデメリット・メリットを理解したうえで行動しましょう。

詳しくはこちらをご覧ください。

コツ3 不動産屋さんを味方につける!

不動産屋さんを味方にしよう!その理由とは?

お部屋探しをするときに、不動産屋さんと何気なくやり取りをするよりも味方にすることでスムーズに内見・審査・契約が進む可能性がグッと上がります!

はじめての一人暮らし、同棲、転勤、ファミリー 状況によって理想の物件イメージも違ってきますが、 そのイメージや感想などをたくさん不動産屋さんに伝えると物件を探しやすくなるんです。

それぞれにあったポイントやコツなども教えてもらえたり、 お部屋探しが楽しくなってきます😄

本気で引っ越しを検討していることが伝わると不動産屋さんも本気で聞いてくれて探してくれるんです。

「別に今引越ししたいというわけでもないんだけど、なんとなくこの物件が気になるから見ておこうかなぁ」

というあいまいさが伝わってしまうと不動産屋さんのスタッフに
「じゃぁ、引っ越す気になったら言ってきてくれますか?」
と言い返されてしまうかもしれません。

不動産屋さんのスタッフはお客さまからそう言われると
「引っ越す気もないのに見せるだけか…」
と実は結構へこむんですね。

案内するには時間もかかりますし交通費もかかります。

案内をしたのに決めてくれないのは1円も売り上げにならないので本当にショックなんですよ。

「今は引っ越さないけれど、気になる物件は見に行きたい」
「内見だけしたい」

そういう時は、

言いにくいですが、
「今は決めません、内見だけさせていただけませんか」
などときちんとその状況を説明し、
「今後この条件の物件が出てくればぜひお知らせください」とお願いしておきましょう。

そう言われると不動産屋さんは内心ホッとします。

「あ、今後もつながりができるお客さまだ、よかった」と。

相手の立場に立って考えてあげるのも一つのコツでありますよ。

また、自分で理解できないようなことやうまく人に伝えられないときは自分の代わりに説明してもらえたりします!

例えば親御さんに理解を得るために、ご自身ではなかなか上手に伝えられない場合は、不動産屋さんを味方につけて、「親にうまく説明してもらえませんか?多分私以外の方が説明するとちゃんと聞いてくれて成約につながると思うんです!」というと不動産屋さんはきっとうまく説明してくれますよ!

ぜひ、不動産屋さんと仲良くなって味方に付けましょう。

コツ4 お部屋をお得に借りるコツ

誰でもできるだけ費用は押さえたいですよね。

実は賃貸物件、お得に住めるコツがあるんです。

詳しくはこちらをご覧ください。

コツ5 おとり物件を見分けよう

先日、知人から相談を受けました。

「賃貸物件ポータルサイトを見ていると、同じ物件なのに一つだけ家賃が極端に安かったので、問い合わせをしたんです。もしかしたら事故物件?と思って。
そうすると、事故物件ではなかったんですが、「一度来店してくれないと紹介はできないのです」と言われて行ったんですよ。
そうしたら、
「2か月間だけその家賃です」
「1年間しか契約できないんです」
って言われたの!これっておとりに引っかかった?」

はい、引っかかりました。

完璧に呼び込みのためのおとり物件です。

【なぜおとりをするのか?】
コンビニの店舗数より多い不動産屋さん
(コンビニは約5.5万軒、不動産屋さんは約7万軒)
出典:都道府県別統計とランキングで見る県民性https://todo-ran.com/

とにかく集客して、売り上げを上げたい!その強い思いからです。
実際にありもしない物件やすでに契約が決まった物件を安い家賃で載せ、お客さまに来店してもらい、ほかの物件を紹介するという仕組み。

今はかなり少なくなっています。

SUUMOやHOME‘Sなどのポータルサイト運営会社が、取り締まりを強化しているからです。

あまりにもひどいところについては何回か通告をしてそれでも訂正しなかった場合は掲載停止!となります。

このご時世でポータルサイトに掲載できないとなるとかなりの致命傷です。

「え、安すぎる!」と他の物件に比べて極端に安い物件には注意しましょう。

ただし、故意でなくたまたま入力を間違っただけの場合もあります。

人間が手入力をすることなので「入力ミス」が発生してしまうのですね。

「ちゃんとチェックしろよ」って思いますがね…。

なかなか追いついていないのが現状です。

本来1週間に1度はメンテナンスをするので、「あ、これ、金額がおかしいぞ」とそこで気が付き、修正をします。

しかし、長期間安い金額のままで掲載されている場合は、

✓メンテナンスを怠っている
✓おとり物件

の可能性が大ですね。

ちょっとおかしいなと思ったら、問い合わせするほうが早いです。
そこで、問い合わせをして来店をすぐに促すところはNGです。

「怖い」イメージがある不動産業界 。
来いと言われるとちょっと引いてしまいます。
来店しないといけないルールはありませんので注意しましょう。
来店したくても行けない人もいます。

・遠い
・子供が小さい
・仕事が忙しい

そういった状況を考慮して対応してくれるかどうかです。

今では現地集合、オンライン内見もあります。

とっても使い勝手が良い「オンライン内見」
いちど利用してみてください。
詳しくはこちら↓

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