理想のお部屋に引っ越して満足感を味わいたい!と思っている方は多いでしょう。
エリア、環境、間取り、家賃と具体的に考えて、これだというのが見つかっていざ内見してみると、「あれー?これはちょっと違うな…」というのはよくあることです。
「まぁ、ちょっと我慢すれば…」と思って住んでみても快適に過ごせず「あー、この部屋にするんじゃなかった!」という後悔の念を抱く方もいらっしゃいます。
そうならないために、お客さまの意見から「選んで失敗した5つの条件」と「内見前に準備しておけばよかった2つ」をご紹介します。
特に初めての一人暮らしをする方に参考になる記事ですので、最後までお付き合いください。
失敗しないお部屋探しの5つの条件
まな板スペースがないキッチン
初めての一人暮らしで心ウキウキわくわく。
「今までは親に食事を作ってもらっていたけれど、これからは自分で料理を作るぞ!」
とのイメージを持って物件を探す方は多いです。
比較的新しい物件で設備も充実していて、ガスコンロも2口!
あれ?でもまな板を置くスペースがない!
図面ではなかなかそこまでは分かりにくいものなので、実際に内見をして分かります。
バス・トイレは別でも脱衣スペースにトイレがある
いわゆる「アメリカンセパレート」と言われるタイプです。
独立洗面台はあるのですが一つのしきりの中に「洗面台・トイレ」や「洗面台・トイレ・洗濯機置き場」という仕様になっています。
このスペースにはバスの扉はあるのですが、例えばお友達がお部屋にやってきて、お友達がトイレに行っている間は洗面台やバスは使いづらいです。
トイレは独立していて、個室がいいと言う方、多いですね。
オートロック付きで宅配ボックスがない
今やネット注文で商品を受け取る時代です。
オートロックが付いていて防犯面は安心ですが、宅配業はオートロックがあると玄関前の置き配ができません。
日当たりが良くないのに浴室乾燥機がない
南向きとはいえ、ベランダの向こう側に高層マンションがあって、ほとんど日が当たらない!というのがあります。
そういう状況で浴室乾燥機がないと風に当てないで洗濯物を干すと、独特ののにおいが浴室や部屋に充満して滅入ることがあります。
憧れのロフトだったのに…
ちょっと秘密基地的なロフト。
人気があります。
しかし、暑い空気は上に行くので熱気が溜まりやすいのです。
ロフトは物置として利用するならいいのですが、ロフトで寝る場合は上にシーリングファンがあるお部屋がいいですね。
おまけ
あと多いトラブルが「音」です。
鉄筋コンクリート造りのマンションならそう気にならないのですが、感じ方はひとそれぞれ。
完全に音を断ち切るのは難しいです。
鉄筋コンクリートでも窓をあけて網戸にすると隣から聞こえたり、前面道路の音が気になったり、また、上階の人が騒がしくして飛び上がったりすると音は響きます。
防音について構造別にまとめました。
構造 | 防音 |
RC造 (鉄筋コンクリート) | ◎ |
SRC造 (鉄骨鉄筋コンクリート) | 〇 |
S造 (鉄骨) | △ |
木造 | △ |
内見前に準備しておく2つのこと
まとめ
今回は実際、お客さまからの声を基にまとめました。
事前に知っておけば大きな痛手を被ることは避けられます!
お部屋探しを楽しむ気持ちはとても大事です。
インターネットやお部屋探しのアプリで写真や間取りを見て新生活をイメージするのって楽しいですよね。
でも実物を見ることなくサイトやアプリの画像ばかりを見ているとイメージだけが膨らみ、いざ、内見に行くと、思っていたことと現実とのギャップにぶつかってしまいます。
そうならないためにも事前にあまり見すぎないというのも一案ですね。
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