はじめての一人暮らしでのお部屋探し。
気に入ったお部屋を見てみたい!
でも、そのお部屋を見るのってどうすればいいの?
お部屋を見る時にどこをチェックすればいいのか?
わからないことが多いですよね。
でも、「5つのポイント」を知っておけば、新生活のスタートで『いきなり失敗した!』ということがグッと減らすことができます。
大事だけど気づかない、重要だけど忘れがちなポイントに絞り込んでいます。
ぜひ参考にしてもらい、素敵な新生活を送れますように!
お部屋を見たい!と思ったときは?
気に入ったお部屋をネットで見つかった場合は、どうしたらいいの?
迷わずそのサイトで「お部屋を実際見学したい」という項目にチェックをいれて送りましょう。
そうすると不動産屋さんに直接連絡が行きます。
お部屋探しのポータルサイトで有名なSUUMO、HOME‘S、athomeなどから探すことが多いと思いますが、SUUMOなどがお部屋探しをずっと対応してくれるのではなく、そのポータルサイトに掲載をしている不動産屋さんが対応するので、不動産屋さんから連絡が来ます。
同じ物件を複数の不動産屋さんが掲載している場合があるので、その時は、
- 掲載している写真が綺麗か、枚数が多いか
- 掲載している物件の詳細がかなり詳しく書かれているか(例えば、一つひとつの写真に細かな説明がある、初期費用は「詳しくはお問い合わせください」ではなく、項目ごとに詳しく書いているなど)
- その会社のHPを見て、情報がたくさんあり、毎日更新されているか
- お客様の声がたくさん載っているか
- Googleの口コミの評価はどうか
等を参考にして不動産屋さんを選んでくださいね。
それでも選べない場合は複数社に問い合わせて対応を比較してみてもいいかもしれませんね。
では、次に、
お部屋を見るのにお金が発生するの?
いえいえ、なんとお部屋を見るというのは実は「無料」なんですよ!
ただし、お部屋を見るための交通費は自己負担ですので注意してくださいね!
お部屋を見る=「内見」や「内覧」とも言います。
内見前に「準備すること」というのがあります。
これを知っておくのもいいですよ!
ぜひこちらもご覧ください。
では、次にどこをチェックすればいいのかをお伝えしますね。
失敗しないためのコツです。
コツ1:「予算超え物件」を最初に見ないで!
ネットで検索すると家賃の上限を設定するので予算が超えてしまう物件を見てしまうことは基本ありませんよね。
しかし、不動産屋さんに行って条件を伝えて物件を探してもらうと、なんと予算を超える物件を提案してきます。
希望の条件をそろえていくと予算を越えてしまうことはよくあることです。
だいたい5,000円以上超えると生活に支障が出てくる可能性もありますよね。
1,000円、2,000円ぐらいならいいのですが、いきなり「予算超え物件」を先に見てしまうと目線が上がってしまって、そもそも予算内の物件が全てダメに見えてきます。
もちろん、「予算超え物件」に決断ができればいいのですが、目線が一気に上がってしまっているため躊躇してしまうことが多いです。
逆に予算内の物件を一通り見て、予算内の物件では難しいと判断をしてから「予算超え物件」を見ると、目線が下がっている状況から比較判断をするので、「予算超え物件」をスムーズに感じることができるようになります。
本来は予算内の物件にすることが最初のステップなので、余計な物件は見ずに、判断がブレないようにすることがベストですね!
最初から「予算超え物件」でもよかったら決める!という気持ちの整理がついていれば、いきなり内見してしまうのもOKですし、しっかりステップを踏んで進んでいこうということならば、いったんは予算内の物件から内見をしていくことをおすすめします。
コツ2:内見の「体験時間」の長さに注意して!
内見をする時間帯のことではなく、体験をしている時間の長さのことなんです。
お部屋の間取りや広さによって変わってくるのですが、
おすすめの時間の長さの「平均は15分」
まずご自身でこれだけはチェックしておきたいことを事前にリスト化することですね。
短すぎる場合、後になって
「バルコニーに竿かけってあった?あれ、エアコンは寝室にあった?照明器具はついていたっけ?」
細かいことが気にならない方であれば大丈夫ですが…
逆に内見時間が長いとどうでしょう。
30分以上かかってしまう…
そのデメリットは、複数件の内見をする場合等、内見している間に気に入った物件が取られてしまうリスクです。
長くなる時、多くの方がある行動をします。
それは採寸です。
今ある大事な家具がはいらなかったら大変!
配置のイメージが付かなかったら判断ができない!
確かにその通りです。
ただきっちり採寸をして気に入って決断をするとき物件が取られたことを想像してください。
採寸は後でもよかったんじゃないかなとなってしまいます。
必要最低限のチェックに留めてあとは申し込みをしてから再度内見をして採寸するという流れがベストです!
コツ3:内見の件数は多すぎるのは危険!1件だけも危険かも
内見の件数の平均2~5件
1件のみで決断してしまうケースはどうでしょう?
色々調べてこの1件しか出てこなかったのなら、1件でも大丈夫!
ただ、曖昧の状況で1件のみ内見をして焦って決めてしまう、せかされて決めてしまう、面倒できめてしまうというのはNGです。
1件の内見で判断してしまうのではなく、十分な根拠がなければあと1件、2件と内見をしましょう
逆に10件以上たくさん内見をした方がより納得して決めることができるのでしょうか?
件数が多くなるとある現象に陥る人が多いのです。
- 最初に見た物件がどんなのだったかを忘れてしまう
- なにがなんだかわからなくなる
物件には必ずメリット・デメリットが混在しています。
たくさんの物件を内見していくことでだんだんダメな部分しか見えてこなくなるのです。
何が何でも100%の物件を探したくなる気持ちはわからなくもないです。
しかし、以前に内見した物件がどんどんなくなっていき、
「これにするぐらいだったら1件目に見た物件の方がよかったな」
と思っても、もう後の祭り。
もうすでに取られていて、最後は「時間がないので、これにします」となってしまう可能性もあります。
この決め方はできれば避けたいですね。
「これに住みたい、ここにします!」
ただ、条件によっては内見ができる物件数には差が出てきますが、デメリットが重なってしまいそうな内見件数にならないように、くれぐれも注意していきましょう
コツ4:ここが重要!窓の向き、方角
ネットの情報や不動産屋さんに行くともらえる図面やチラシ
方角の記載があるけれど、実は実際に内見すると「まさか」ということが起こるのです。
それは固定観念として、
というのがあります。
これ、実は一概に言えないのです。
実際に現地に行ってスマホのアプリ方角、太陽の位置で方角をチェックし、向きや方角に頼らずお部屋に入った時の感覚を大事にすることをおすすめします。
これはめちゃくちゃ重要なポイントです!
・南向きと記載されていたのに、現地に行ってみると、隣のマンションの壁がドーンとあって、日が差し込まない
・北向きなのに窓がすごく大きく、幅も高さも通常の窓よりも大きかったので、明るい
・北向きでも高層階で視界を遮るものがなかった、あるいは向い建物の壁が白かった、その反射光で太陽の光がものすごく入っていた
実際に物件を見てみないとわからないことが多くあります。
コツ5:気に入っている物件から内見しよう!
単純に見やすい順番で効率良く見るという手もありますが、不動産屋さん任せにせず、気に入っている優先順位の高い物件から内見をしていきましょう。
第一候補の物件が基準となり2番目、3番目と内見を進めて比較をしていきます。
その場でどちらが良いかを決めていけるとベストです。
最後に勝ち残った物件が決断するべく物件になります。
この流れで進めていくと、結構第一候補の物件で決定することが多いのですが、2,3番目の物件で盛り上がって第一候補の物件より気に入ることもあります。
2,3番目を見て比較して決断ができた場合はそのあとの内見を打ち切ることもアリです。
既に気持ちが固まっているのにとりあえず他も見ておこう、と言っている間に取られてしまいます。
不動産屋さん任せにすると効率よく回るため、あるいは営業テクニックで一番気に入っている物件を最後に回されることがあります。
不動産屋さんのスタッフは、第一候補の物件をよりよく見せるためにあまりよくない物件から内見をしてもらって、という手法を使います。
これは決して悪くはないのですが、万が一物件がなくなってしまったら元も子もありません。
基本は第一候補の物件から内見をし、本当にいい物件なのかどうか2,3番目と比較をして決断し、そのあとの内見を打ち切る、ぜひ試してみてください。
また、ゼロヌコおすすめなのが、「オンライン内見」
というかた、ぜひご利用ください。
以上、内見の際に注意すべきポイント、失敗しない内見のコツ5選をご紹介しました。
後でわかるよりも先に知っておくことで失敗したとはなりません。
ぜひ今回のポイントを参考にして良い物件がみつかりますように!
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